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OuiOui

2024年を振り返る(3)本、読書

 僕の読書は300ページくらいの本を1週間で読むペースです。平日は昼休みに15分、自宅で30分くらいかな。休みの日でも長くて2時間だから、「本に没頭する」タイプではありません。正直ネットとかゲームのほうが面白いと思っています。それでも映画やドラマよりは読書を選ぶかなあ、そのぐらいの熱度です。
 今年は概ね60冊近くの本を読みました(現在進行形ふくむ)。これが多いか少ないかは分かりません。100冊くらい読めれば読書家だろうし、毎日1冊読むっていう強者もいるでしょうけれど、さっき書いたとおり他の楽しいこともしたいし、そもそも日中は仕事してるしで、読書の時間を多くとれないし過度に時間をとろうとも思いません。とはいえ習慣としては身についてきたというか、時折「ああ今日はこんだけしか読めんかったわ」と実感するあたり、「読書は嫌いではない」とだけは言えるんじゃないかな。


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 今年の読書のなかで特徴的だったと思うのは、「夏葉社(関連)の本を多く読んだ」ということです。この版元の出版物であったり、社長である島田潤一郎さんの著作だったり。僕が読んだのはエッセイ、随筆が多かったかもしれません。
 夏葉社の本は、とても柔らかいです。内容だけでなく、装丁も。昭和時代にはよくあった、布地のカバー。すべての出版物が布地ではないけど、それでも手に持った感触が、どれもふんわりとしている。いっぽう島田さんの著作、こちらは新潮文庫だったりみすず書房だったりでそれぞれの装丁ではあるけれど、自分の作りたい本を出す思いが、熱を秘めながらもやはり柔らかく綴られていました。
 夏葉社の既刊本で、上林暁の短編集「星を撒いた街」というのがあります。私小説であるほかはどんな話が載っているのか分かりませんが、「ぜひ手元に持ってみたい装丁」。在庫のある今のうちに手に入れようと思います。

 夏葉社の本を読んだり「テスカトリポカ」で臓器売買&バイオレンスに慄いたり「新左翼・過激派全書」でヘルメットに興奮したりと、手に本の手触り、重みを(物理的にも)感じる、そんな思いをした今年の「本との出会い」、でした。


# by OuiOui1974 | 2024-12-12 18:35 | 今までのまとめ・回想録 | Comments(0)

2024年を振り返る(2)世間というか時事

あまりにも長すぎて読む人いないと思う(暇潰しにもならない)ので
それでもよければ下をクリックなさってください。ごめん。



ではここから>>>>
# by OuiOui1974 | 2024-12-07 17:45 | 今までのまとめ・回想録 | Comments(0)

2024年を振り返る(1)自分について

 今年はまたまたこのブログの更新が滞っていて、数えていませんが50件程度しか書いていないんじゃないかなと思います。場末の商店街で路上ライブをやっているような感じでしょうか、たまにお客さんが2,3人みたいな。ゆずもいきものがかりも[Alexandros]もみんな路上から這い上がったんだぞって書いて「いや、こっちは過疎化して路上に追いやられたんだったわ」と反省するのです。スターと一緒にしてはいけない。

 まず自分周辺の1年を振り返ろうと思います。


 1月1日、確か僕は会社に寄ったあとファミリーマートで買い物をしていた時に「あの揺れ」で気持ち悪くなったんです。午後4時くらい。毎回のことですけど緊急地震速報が出るときってみんなの携帯が鳴るんですよね、まさに緊急事態。後日同じことを書くか分かりませんが「来年の正月、どういう気分で迎えるんだろう」って思います。


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 その1週間後のことですが、久々に「遠くへの旅行」をしました。奈良。電車の中でマスクをしていた以外は至って普通に旅することができました。ただ、夏に別の場所に行こうと段取りしてたのに台風で中止。結局今年も「名古屋ぐらいをブラブラ」に留まりました。


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 旅行もそうですが、コロナに敏感にならなくてもよさげな日常になって良かったとは思いますが、自治会活動も完全復活で「そうだ、こんなんだったわ(苦笑)」という感じでした。僕は今年無役に近い立場なのでまだよかったのですが、そろそろ毎年何某かの面倒なのが回ってくるはず。あきらめも肝心ですわね。

 母の1周忌が近づいてきた秋の初め頃、会社の同僚が急逝しました。人生のなかで近しい人が急に亡くなったのは姪のとき以来。生きてるうちは「あの人は本当にしょうがない人で」なんて話してて、亡くなった後も「あの人は本当にしょうがない人で」と言うしかありませんでした。仕事面でもレアケースな事務手続きをしましたが、ああいうことはやりたくないなって本気で思いました。僕があっちの世界にいって当人に遭ったら散々文句を言ってやるつもりです。


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 昨年買った車の故障が続いてツマが怖いくらいにキレていました。そんなツマの残業が相変わらず多くて僕がたまにキレています。2人足して105歳なのでもうバカな罵り合いはしませんが。
 去年の晩秋から朝サウナに行くようになりました。午前5時~7時くらい。終わった後マクドナルドでソーセージマフィンを買ってくるとツマを黙らすことができます。サウナハット・マット・耐熱腕時計(チプカシ)も揃えて、週1の楽しみをマンキツしています。


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 模型は2つ完成させましたが、難しくなかったのと地味すぎて盛り上がりに欠けました。来年は一つでもいいのでちょっとハイレベルなやつに挑戦したいです。

 読書が続いています。続けるってもんじゃないよと思ってる上級者は黙ってくれたまえ、僕にとっちゃあ珍事なんだから。読書については稿を改めます。

 特に2年前までがコロナ禍で酷かったのに比べれば、あまりストレスなく過ごせたかなあと思います。コロナ、インフルエンザもセーフで、ケガも病気もありませんでした(通院はしてるけど)。今年もまだ1か月近くありますので、油断せず丁寧に過ごしたいと思います。

 そんなこんなで、こうやって書いてみると「当初思っていたよりは割といろいろやってたな」という1年間でした。上に書いたとおり、体調を崩さず遣り過ごせそうなのは幸いでした。実際には特に食生活がいい加減なので、年相応の健康管理はしたいものだなあと思いました。

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背中が丸いのでたまにはこうやって運動しないと・・・(これは会社の行事で誰かに盗撮された)。

# by OuiOui1974 | 2024-12-06 18:45 | 今までのまとめ・回想録 | Comments(0)

読後感想「日記の練習」くどうれいん・著(NHK出版)

日記の練習

くどう れいん/NHK出版

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 くどうれいんさん(以下、著者)のことは、この本が書店に並んでいることで初めて知りました。プリンスメロン色の装丁。

 本書ではある4月から翌年3月までの1年間のうち1か月ごとで区切られ、まず「日記の練習」とした短文(時に長文、時に記載なし)があって、最後に1か月まとめて「日記の本番」という3ページ程度の長文が掲載されています。文学賞の受賞を逃したり、結婚を経たりなど、少しだけ特別なイベントはあるものの、ほとんどは著者のありのままの日常と思いが綴られていて、奇をてらうような記述は目立ちません。

 通読して思ったのは「人ってこんなにプリプリするもんなのかな」ということでした。そういえば、僕も周囲の人も時々「なんか知らんが不機嫌」「かといって激昂するわけでもなく人知れずプリプリしている」。カッとなって態度に出るもののどこか自分の中でストップがかかって落ち込む。ああ、ありますよねそんなこと、とか思いながら読み進めました。「書くことで適切な距離がとれて冷静に見つめ直せるのかな」と著者は別のインタビューで答えています。

 日記は本来個人的なもの、見せるためではないものだと思いますが、一方でブログ、SNSなどは(非公開にしない限り)人に見てもらうための日記ですよね。オープンな日記だと「部長がむかつく死ね」「今月から給料が2万円増えた」「おっぱいぶるんぶるん」ということは書きづらい一方で、人が読んでいるのだからある程度面白おかしく、読みやすく書かないといけない、そう思って公開している方は多いはずです(見ている人が多かろうと少なかろうと。うちなんかポツンと一軒家だが💦)。
 クローズ日記とオープン日記、どちらがいいとかではないんですが、長く続くのはオープンのほうなのかも、と僕は考えています。ただ、日記なんて義務でもないので、止めたり再開したり、勝手に書きなぐれるクローズのほうが「自分らしさ」を表しているかもしれません。
 本書で著者は「生きている限り日記に挫折した人生は続いている」と綴りました。日記も人生や生活の一部分、途中で止めようが日々は続くのです。だからまた書きたくなったときに再開すれば全然オッケーなのだな、人知れず。

 僕の日記ももうすぐ丸5年、ブログは20年になります。いつか止める時が来るけれども、それまでは日記を生活に利用し続けようと思います。

# by OuiOui1974 | 2024-11-16 18:11 | 本を読んで | Comments(0)

みんなでマイナパーティー!!

職域型年金委員 兼 健康保険委員という、
知らない人が聞いたらさぞや高貴な職位なのかもしれない、
でも実際は会社の事務員なら誰かがやらされているであろう、
僕はそんな立場にいるのですが(ここまで前置き長め)
その関係で
「健康保険証とマイナンバーカードの一体化(マイナ保険証)について」
というテーマの研修を受けました。

今を時めくマイナ保険証ですが
何度聞いてもメリットの「よりよい医療が受けられる!」というところが
理解できません。じゃあ今の健康保険証での医療受診はひどいのか?

モヤモヤしながら研修中にスマホでマイナポータルを見てみたら
(僕はマイナ保険証作成済み 政府の犬だからね)
病院の受診履歴とか、薬の処方箋内容も表示されるようになっていました。
でもこれって現行の「おくすり手帳」じゃあダメなのかね・・・?
あと、この病院には黙っておきたい疾病(痔とか精神科とか、僕は違うけど性病とか)も
モロバレってことになるのだな。うーんやっぱりモヤモヤだぜ。

手続きが簡便になる!という売りも、今まであんまり気にしていなかったし
どっちかというと「俺ら監視されるんだべ」っていうほうが強い。
あいつら許せん。

とは思いつつも
従業員がマイナ保険証に移行していないと
「資格確認書」なるものに切り替わったり
「資格情報のお知らせ」というペラッペラな紙をマイナカードと併用したりと
スーパー苦肉の策をとらなきゃならなくなるようで
事務としては説明が面倒なので
諦めてマイナ保険証に切り替えろよって言うしかないです。

なお2024年8月末現在でマイナ保険証未登録の方は1600万人。
やっぱ無理くり過ぎるわ。

# by OuiOui1974 | 2024-11-14 17:31 | 日々の出来事 | Comments(0)

常に出来心

by OuiOui1974