2008年 10月 13日
駅前通り
大きな町、人通りの多い場所は、昔から好きです。
「人ごみは苦手」と、周りに言うこともありますが
それは多分嘘で、わりと馴染んだりします。
多くの知らない人の渦にいて
孤独を感じることもあるかもしれません。
しかしまたそう感じることが、生きていることの証でもある、と。
日曜日、静岡の浜松に行って
夕方、名古屋に戻ってきました。
ふたつの町で見かけたのは
駅の通りで楽器を構えて歌う人たち。
気になったのは、どちらも若い女性の弾き語り。
彼女たちのことなど全く知らないのに
その歌う姿に足を止めて、しばらく耳を傾けていました。
めったに町に出向くことがない現在ですが、
昔は学校もバイト先も名古屋の中にあって
その頃も当たり前のようにストリートミュージシャンの横を通り過ぎてきました。
当時は彼ら彼女らと世代が同じだった、若さもあったのでしょう、
ヘッタクソでうるせえ邪魔なだけだ、などと思っていたものでしたが
今は、時間も金にも余裕ある時ぐらいにしか来れなくなったし
そこを通ると、少し懐かしい気にさえなるのです。
あと、昔の連中よりは、歌も演奏も上手な人が増えたのかな。
その辺は自分が寛容になったのかも。
そして、また田舎に。
終着駅まで行って、またそこから車で・・・などとやってるから
立派な旅路になってしまいます。片道2時間とか、かかりすぎだよな。
きゃーーーーヽ(‘ ∇‘ )ノ