2007年 04月 28日
はじめて一人暮らしをした場所

岐阜県東部、長野との県境にある
中津川市にやってきました。
ここは、今から11年前、時で言えば平成8年(1996年)の3月、
就職した私が移り住んだ場所。
写真右の坂を歩いて15分程度の、2階建ての本屋でした。
働くに当たり、
ずっと自宅通いだった生活から、一人暮らしに。
桜の木が並び
幾多もの橋が架かる上流の川沿いにある
見た目には叙情的な、2DKのアパート。
しかし冬は-5℃ぐらいまで下がり
夏は盆地名物な猛暑、しかも西日がきつい上にエアコンも無し、という
何の修行なのか分からない、結構ハードな日常でした。
一人暮らしでは
自分の好きなものが食べられるということで
好んで食事を作ったり、その辺はまあマメだったかなと思う一方で
極端な掃除嫌いで、
ある夜遊びに来た客が堪りかねて
部屋中綺麗にしてくれたこともありました。
私が入った頃からややボロいアパートでしたが
今回久しぶりに寄ってみたら、さらに磨きがかかっていました。
川沿いは、すっかり葉桜になっていました。
*
働いていた本屋へも、とても久しぶりに訪れました。
私が勤務していた時から10年経過しているわけですから
従業員の方も変わっているかと思ったら
みんな残ってやんの。私も驚きましたがスタッフさんはもっと驚いてた。
他の支店とは明らかに違う棚の並び、
むかーしから「台車泣かせ」だった石畳は変わらないまま、
レジカウンターが1つになっていた(ようにみえた)のと
みんなのエプロンが濃い緑に統一されていたのが以前との違い。
当時新入社員だった私は、
あの人たちから見たら子供みたいなものでした。世間知らずのボクちゃん。
逆に私から見たら小姑連。
どこからか、私の成り行きを知っているらしかったのですが
奄美で猟師をやっているという設定は誰が流したんだコラ。
お店自体も開店して20年ぐらい経つ"老舗"になりつつありますが
これからも町に愛される本屋であってほしいです。
移転とか改装とかあるかもしれんけど。
写真はJR中津川駅。恵那山は、雪を被っていました。
お店はもう20年もたってるのね(´・ω・`)
雪やぶりキョ-ヽ(`Д´)ノ
原点に戻って来られたのですね~。
ヒトリ暮らしをしていた地で変化があると寂しい気もしますが、
10年経ってもそんなに変わっていなかったのですね。
「戻ってきた」と思える場所がいくつかあるouiさんがうらやましいです。
中津川まで来たのなら、諏訪にも来て欲しかった‥。
猟師の心得とはなんですか!?笑
ヒロヒト御爺ちゃんは偉大だったのな。がんばれ今の陛下。
>ひで
カスィモから近い本屋ってどこだ?アトラか?
中津のサンヨウドウも本屋としては大きくない方だったが
レンタルがあるし、他に大きい店もないから繁盛していた。
20年つったら貴女の兄上の誕生よりさらに前の話だ。
今はアピタの中の本屋さんもあるけどなー。
アピタいきてえ。2階でラーメン踊り食いするのだ。
しかし中津川駅、ダイエーの跡地どうするつもりなんだ・・・。
どうもどうもこんにちは。
今回はややお忍び的感じだったことと
駅からとんでもなく離れた、峠越えだらけの山奥な場所に滞在したことで
身動きがとれず、遊びに行くこともままなりませんでした。
とはいえ、長野にはヨシエさんをはじめ旧知のお仲間が多く
お声をかけたくても動けない、もどかしさがあって少々悔やまれます。
(まあ下手に妻に諏訪を紹介すると「ここに移る!」と言いそうなのも怖かった)
そういえばこの10年で、懐かしむ場所は、多くなった気がします。
引越しは大変だったけど、おかげでいろんな場所に「しるし」をつけられた。
これからどうなるかは(略)ですが、
引き続き住む町々を愛していこうと思います。
猟師の心得:「大きな獲物は決して逃すな」・・・こんなのでいいのかな。