2007年 02月 19日
第114回検定をやってみました
(仕訳が怖くて)避けて通ってきたというのがひとつ、
身近に114回を掲載したテキストがなかったというのがもうひとつ、
などの理由で、今回初めてチャレンジしました。
直近5,6日はここのメモ書きが増えると思います。
ワープロや手書きよりも楽なのでこのスペースを使って書いているだけなので
一部の方以外には全然面白くない内容ですが
遠慮なくスルーしていただければ幸いです。
採点(TAC/大原簿記の予想採点基準による)
問1 仕訳(20点)
8/8
問2 特殊仕訳帳(16点)
16/16
問3 精算表(24点)
24/22
問4 費目別計算の仕訳(20点)
16/16
問5 CVP分析(20点)
20/20
問3でTACと大原簿記の予想配点に違いがあり、
建物/建設仮勘定、満期保有目的債券/有価証券利息などの
対な勘定での配点違いから、
未払通信費(TAC)⇔当期純利益(大原)と、全く違う箇所で採点しているものも。
私は当期純利益が出せなかった大原式だと2点マイナス、ですが
確かにこちらのほうが現実的には思います。
ただ、どのみち点数はあんまり意味が無いです。
仕訳で大敗しました。これが評判のレベルC問題か。
自分用見直し点。
商業簿記
・当期貸し倒れ分を回収した場合、貸方は「貸倒損失」(減少処理)。
(償却債権取立益は前期以前に使用。貸倒引当金a/cも使わない)
・仕入の「割戻」「値引」は逆仕訳。「割引」(別仕訳)と区別する。
・受託販売の売上計算書送付の際は、手数料を引いた額を受託販売高として、掛金に含める。
工業簿記
・材料副費を予定配賦する際は貸方に記帳(材料の代金と別に仕訳し、相手科目材料に含める)
4→5→1→2→3という順で解きましたが
結果はともかく、これがスムーズでした。
仕訳も無茶して最初からやらないほうがいいなあ、と。
あと、今回みたく極端に精算表に時間が掛かる場合、
順番で解いたらほぼ間違いなく70点を切るはずです。
これを見て、試験は知識じゃなくテクニックだと思い知らされました。
精算表はタイムアタック(30分でどこまで解けるか)の練習を少ししたほうがよさそうです。
ノートの基本だし。
※貸倒処理について100m先からご指摘をいただきました。
今から大声でお礼を伝えようと思いましたが夜なのでピンポンダッシュでw

多分、かなりの割合で引っかかった人が多かったみたいです。
ちなみに、これって2級レベルなんだけれども、夜や昼の3級の授業や問題で普通に出してしまってました。
Iさみ先生に、「ひどい!」って言われましたもんw
この問題やったことありましたっけ?
1.前期貸倒分-今期取立ができた(償却債権取立益)
2.前期売掛金-今期貸倒①貸倒引当金があればこれで補充
-今期貸倒②貸倒引当金がなければ、貸倒損失
今期貸倒分-今期取立ができた(上記①②それぞれ逆仕訳)
3.今期売掛金-今期貸倒(貸倒損失)
今期貸倒分-今期取立(貸倒損失を逆仕訳)
貸倒引当金自体、前期の売掛金に対する次期への積み立てのようなものなので、今期発生分に関しては使えないということと、貸し倒れの問題=貸倒引当金があれば使っちゃおう!という仕訳の慣れから間違いが多そうです。
特殊商品売買はこんがらがっちゃいそうですね~
工業簿記いい感じじゃないですか~!!
ただ、ほとんどが精算表の差額補充法に出てくるだけで、
貸倒損失まで入ってくる問題は
市販の3級模擬問題で一問だけありました(一橋)。
あれが本当に試験に出たらと思うとゾッとします。
今でも混乱するし。
たまに2級の仕訳でご指摘要点に即した問題が出ますが
依然正解率は芳しくありません。慌てて解くと大抵ダメみたいで。
仕訳を舐めてる部分が無意識ながら絶対あると思うので、
問題を把握して、ちょっとでも難しいと思ったら
最初から解かないほうがいいかもしれん、と思います。
特商・有価証券・繰延資産は練習量で勝負かな、と。
リューちゃんが言ってましたが
簿記は文章を読み取る力が必須ですね、数字云々よりも。
大した問題じゃないはずが、わざと難しくしてあるみたいな。
まあ、それが実務への道ってことなんでしょうね。
工業簿記はその点、設定がわりと素直かな、と。
そういえば、学校で与えられた問題、異常な難しさでしたね。
作成された方は107回の問題を見て何かを悟られたとしか思えません。
休憩時間、I先生とM子さん(主に話し手)とKぞお(主に聞き手)とで
「H先生と簿記」という話題で持ちきりになったことがあります。
この貸し倒れのポイント、ワードにコピペさせていただきますね。
1・3問の鍵にもなるかも・・・ありがとうございます。

「H先生と簿記」の話題がとても気になります。
差し支えなければ教えてください~(^o^)/
ちなみに、107回の問題って私自身はあまり気にしたことないな。
というより、元からそういうひねった問題を作りたがるんですよ~
何でだろw
これも3級ですが、発送費の問題で、通常、
①仕入側:仕入時に送料を払う-仕入側負担(引取運賃を仕入に含)
②発送側:発送時に送料を払う-仕入側負担(売掛金or立替金)
③発送側:発送時に送料を払う-発送側負担(発送費)
の3タイプですが、
④仕入側:仕入時に送料を払う-発送側負担(買掛金or立替金)
発送側負担であるが、どうしても着払いの取引しか行っていない場合
という、なかなかありえないであろう問題を出してしまったりもしてました。
あんまりですね(^_^;)
ま、絶対にテストでは出ないでしょうね。
2級の特商でも混乱ポイントのヤマだと思います。
諸掛や手数料の処理は
大抵本体に加算することが多いはずですが
委託・受託販売の売上計算書では
「積送諸掛」「保管料」
「受託販売(or受取)手数料」などが出てくるあたり。
って今テキスト読み返してます。112回に出てるし。
委託、受託が出たら「コンビニの雑誌販売」を思い浮かべることにします。
「あんたんのとこの本これだけ売れた、手数料と保管料は引いとくからね」
みたいな。
107回は見たことがないのですが
仕訳で有価証券の2問(債権売却・買入償還)と本支店会計を出してきたり
問2で減価償却と、この辺が難所だったのではないかと思います。
項目の字面では判断のつきにくいエグーい問題だったのでしょう。
例によって
「H先生は簿記が好きなんだ、だからあんな問題を作れるんだ」
「僕は素直だから簿記は嫌いだ」
「ワタシも素直な子だから」(以下繰り返し)
私は聞くのみでした。ええもちろんですとも。

でも、めちゃめちゃ素直ですよーーーー