2006年 12月 19日
東京・清澄白河、別世界の休憩処、と。
前回の続きということで
そのまま高尾から中央特快、東京行きに乗り換えて
23区に入り、
山手線と交わる新宿駅へ。
今回は新宿も通過して
降りたのは「神田駅」。
いつ来てもキタナイ駅周辺で、急に都会度が落ちます。
その神田からは地下鉄に乗り換えて
今まで訪れたこともない、深川・清澄白河(きよすみしらかわ)へ。
昨年のちょうど今頃も上京していて、前回は池袋でしたが
池袋も、清澄白河も
知り合いの絵描きさんの作品を拝見するのが
目的でした。
5年前からホームページ上で知り合った間柄ですが、
お便りのやりとりこそあれ、
実は直接お会いしたことは無し。
私が長野で生活していたことで、少し距離が近くなったことだし
是非、ホンモノを見たくなって、
今回もDMを頼りに、展覧会(ギャラリー)を訪れました。
お知り合いさんのホンモノを拝見することが第一、とはいうものの
他の作家さんの作品もマジマジと。
見てる対象が人間だったらヤバいけど作品なら時間も人目も気にならない(笑)
作品は
絵本・イラストレーションが主体ですが、立体もあったりで、楽しいものがいっぱいでした。
ド素人(見るだけ)の私なので
ギャラリー当番の方に話しかけられても全然答えられないのが
ちょっとトホホだったけど。
*
清澄白河というより、深川と大きく括った方がいいかもしれませんが
要するに下町です。都心すぐの場所なのに、妙な既視感と親しみを覚えます。
新宿や渋谷のような「取り残された寂しさ」のない町。
ギャラリーハウス、畳屋、ラーメン屋と江戸前寿司が小さく並ぶ一方で
緑に敷き詰まれた庭園が広がります。
ギャラリーをお邪魔したあとは、ここも通り過ぎただけでしたが
団地の井戸端サークルとは違う、親子と犬たちの解放感あふれる場所でした。
通り過ぎた私は寿司をつまみながら普段飲まない日本酒に酩中していました。
最近、地下鉄開通など交通の便がよくなったせいで
この下町もマンションが急激に増えてきたとのこと。
正直複雑な気持ちもあります。
良い面、そうでもない面が比例して表面に出てきているようですが、
さて、地元の方はどんな心持ちでしょうか。
*
都会の中の休憩処のような、
この場所で見た
無限に想像世界が表現された作品の数々や
だだっ広い庭の緑色が
どういうわけか、
日々狭い空間の中で無生産的に動いていた頃の私には
心に応えたものがあったみたいです。
「もっと自由に・・・」などと思うようになった、私は
この東京・清澄白河での出来事の1週間後、奄美に帰ることを決意。
さらに1ヵ月余後、帰還しました。
ずっと変な感じで
当の作家さんにも「よく分からないけど観てたら島に帰りたくなった」と
困惑するようなメッセージを伝えました。ごめんなさいホント。
ご活躍、お祈りしてます。
*
今回は特別「それっぽい」音楽というのは見つかりませんが
一応、こんな匂いが漂うということで、過去紹介したライフログを並べておきます。
同じ東京の空の下でも、清澄白河は心が落ち着きました。
写真(上):ギャラリーコピス・入り口(再掲)、(下):清澄庭園
BGMとして(再掲)
約束しよう
空気公団 / トイズファクトリー
日々のあわ
ハナレグミ / 東芝EMI
懐かしすぎるーーーーーーーーー!!!その風景っ!!!
どうも、先程は例のバトン解答を有難うございます@ジャッ君です。
よく授業が休みの際は学友と神田町をウォーキングしてましたよ。
良いですよね、都会の中の憩いの緑は!!
そこで野良猫とよく戯れてたのは私です(はいはい)
思わず、緑の風景に目がムスカ状態になって
床で猫と共に転げまわってました(笑)
ジャッ君⇒弱君でも構いせんよ(笑)
私もATOKが欲しいと思う今日この頃です。
今晩はジャッ君さん
・・・あ 普通に出た。今日はこのままにしておきますw
東京にも猛烈にたくさんの公園があると思うのですが
見ただけで分かっちゃうものですか?アド街ックのようですね。
トーキョーって、
るるぶでも「練馬区」「江東区」などというガイドが出てしまっている
すごい場所ですな。
中央線界隈に流れる川沿いの風景が実は好きです。
四谷?千駄ヶ谷?分かりませんが、確か理科大、お茶女の建物が見えるあたり。
緑も意外に多いですよね。
公園は、役所仕事の最後の理性だと思ってます。
ウドンバマ公園もいい。名瀬だけど。
今日はあの猫に逃げられました。灰色の。
結局、ワープロも本当は一太郎+ATOKがいいんですよねえ。
某学校のパワーポイント授業で
「ワードなんか使うより一太郎がいい」という
大胆なプレゼンをやった男がいました。