2006年 12月 17日
「巣立ち」を控えていた頃
![「巣立ち」を控えていた頃_c0057821_19561611.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200612/17/21/c0057821_19561611.jpg)
今日から数日間、1年の出来事から特に
記し遺しておきたいことを綴ろうと思います。
少し長めになるかもしれませんがお付き合いいただければ。
*
長野県諏訪郡富士見町での初夏。
6月半ばも過ぎた頃には
あれだけ退社を赦さなかった会社も折れて
新しい人が入り、いよいよ信州諏訪・富士見を離れる時が近づいていました。
あの時は、
離れ離れになってから時間も経過し、
私も、奄美にいる妻も疲れていました。
昨年私が奄美を出る前、
私と妻の、存在価値観のようなものにズレがあり
複雑な気持ちのまま、別々過ごしてきましたが
「離れて理解できるものもある」という普通の気持ちが、
それこそ普通に、必然的にとでも言うのでしょうか、
日に日に浮かんで大きくなりました。
その一方で、離れていることの不安も、同じように大きくなり。
当時のメッセンジャーでの会話は、お互いの疲れ自慢大会。
帰ることを決意し準備がはじまる一方で
相変わらずインターネットで色々ページをめくっていた時、
とある音楽デュオのサイトに辿り着きました。
かつて、私も奄美にいた頃、お互いの気持ちが離れそうになったとき、
この2人の音楽に慰められたことがありました。
その2人組の新しいアルバムが
TOPを飾っていました。
試聴しました。
・・・
買うことにしました。
でも、まずは妻に聴いてもらおうと思い、
送り先も奄美の住所にしました。
1ヵ月もしないうちに、2人で聴くことになるんだから、自分は少し辛抱すればいい、と。
あ ついでだから「贈り物」ってことにしておこう、と、
Amazonの簡単なオプションでしたが
メッセージカード(あとから見たら本当にショボかった。びっくり)をつけておきました。
受け取った様子が妻ブログにも書かれてありましたが
何が言いたいのかよく分からない、いかんともしがたい感想。
これは直接説教じゃ、と沸々とした念を胸に秘めつつ。
そして7月中旬、奄美空港で久しぶりの間抜け顔同士の再会。
車の中にCDが入っていたような気もしますが暑さで忘れました。
家のボロいCDプレイヤーで、ようやく、ゆっくり聴くことができました。
帰ってきてから半年。
離れていた「本当の距離」のことも、もはや忘れてしまっています。
あとは、未だ疲れている妻をなんとかしないと、というところでしょうか。
*
と、いうわけで
上記で挙げたアルバムCDは、こちら。
![](http://images-jp.amazon.com/images/P/B000FJHFFY.09.MZZZZZZZ.jpg)
高鈴(こうりん)/ ソニーミュージックエンタテインメント
このCD試聴はこちら。
アーティストWebサイトはこちら。
右横のライフログにもありますが、あれを見てる人は殆どいないと思うのでw
今回改めて紹介しました。
他にもたくさんの音楽に親しんできて、できるだけ紹介したい、と思いましたが
逆に1年で一枚だけ挙げるとするなら、ということなら
紛うことなく「いろどおり」です。
救いようがないほど疲れている方にはオススメwww
以上、いきなりの長文失礼しました。
![](http://s.eximg.jp/exblog/user3/img/common/icon-private-comment.gif?1735262376)
![](http://s.eximg.jp/exblog/user3/img/common/icon-private-comment.gif?1735262376)
お返事となるとアレとかソレなどの指示代名詞オンパレードになって
意味が分からなくなるかもしれませんが・・・
>鍵1さま
夢中に一所懸命、一生懸命になってて
気がついたら時間が過ぎていた、
人によっては取り方それぞれかもしれませんが
私だったら喜んでそれを受け入れたいです。
そんな時間の過ごし方に出会えたらいいなあ、って思います。
まずは今やることを確実に。引き続きよろしくお願いします。
>鍵2さま
とりあえず私の前では
仰せのようなポーズはとっておられませんでしたよw
ただ、芯のある方だなあ、って。「方」ってのも変かもしれませんがwww
このアルバムの曲は
乾いた目からすら勝手に涙の粒が出るような雰囲気を持っていると思います。
特別感情が動くというわけでもないのに、変な気持ちになります。
お気に召していただければ、と。