2006年 12月 10日
八重山移住について変なところに着目してみる
求職の4割県外出身 ハローワーク八重山調査
【八重山】八重山公共職業安定所・ハローワーク八重山(神山久美子所長)の調査で、八重山管内の求職者のうち、約4割が県外出身者であることが分かった。八重山はテレビドラマなどの影響で全国的ブームで、ここ数年で移住者が増加しているとみられ、調査は今後の雇用対策を進める基礎データづくりのため実施された。2006年8月―10月末まで新規求職申込者を対象に聞き取り調査し、636人中541人(回答率85・1%)から回答があった。
調査の結果、県外出身者は220人で全体の40・7%、県出身者は321人で全体の59・3%。八重山は県外からの労働力の流入が特徴的となっている。
県外出身者のうち、八重山在住年数については1年未満が88人(40・0%)と最も多く、1年から5年未満が64人(29・1%)、5年以上が31人(14・1%)、回答なしが37人(16・8%)だった。
八重山への住民登録は「有り」が159人(72・3%)、「なし」が38人(17・3%)で、23人が回答しなかった。
都道府県別では東京が31人(14・1%)、大阪18人(8・2%)、神奈川16人(7・3%)、埼玉14人(6・4%)、北海道と兵庫がそれぞれ11人(5・0%)、千葉・福岡がそれぞれ9人(4・1%)と続き、全国37都道府県から流入している。
年齢別では21歳から30歳、31歳から40歳までがそれぞれ86人(39・1%)で最も多く、41歳から50歳までが20人(9・1%)と続いている。
同所の神山所長は今回の調査について「県外出身求職者の動向が数字で明らかになった。雇用環境が違う各地域から労働力が入り、求人と求職のマッチングは難しい面もあるが、調査結果を踏まえて雇用促進に取り組みたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061210-00000013-ryu-oki
と、言うことなんですが、
八重山移住云々の是非はともかく
気になったのは、都道府県出身者分布。
東京・大阪・神奈川(人口トップ3、但し神奈川が2位)が並ぶのは
人口順位からも至極順当かと思います。
次が埼玉(5位)。
北海道・兵庫(7・8位)。
千葉・福岡(6・9位)。
いずれも大きな町です。確かに。概ね揃っています。
大きな町を抱える都道府県が
ひとつ抜けています。
愛知県(人口725万、4位)。
ここ、一体移住出身元順位ではどうなってるのか
とても気になります。
確かANA系列の直行便(中部国際-石垣)もあるはずで
極端に交通便が悪いわけでもありません。
すごく地域の香りが漂うのは気のせいでしょうか。ナゴヤチック。
こうかくと皮肉っぽい書き方になってしまって良くないのですが
考え方からすれば
中京地方圏(地元では東海地方と呼んでいた)というのは
とても現実主義的な考えの地域なのかも、と。
堅実で慎重。
かつて読んだ名古屋本には
「総じて創造する意欲が薄い(美術系専門学校の話)」なんて
ありました。それが本当かどうか分かりませんが、
逆に「与えられた課題はきっちりこなす」ということも書かれてありました。
すべての中京地方の市民にあてはまる、なんてわけはないのですが
傾向としては、確かにそういうところがあるのかなあ、と
この八重山移住のニュースを読んで、
改めてつなぎつながって思った次第です。かなり飛躍してますが・・・。
名古屋に限って言えは
食べ物は独特だけど美味いと思います。水も悪くない。
楽しい観光地は少ないけど。いいとこですよ、あの辺。
*
あとニュース内では「37都道府県から流入」とありますが
逆に、沖縄本県を除く9県はゼロってことですよね、あくまでも統計上ですが。
これもどこなんだろうな、と。
予想では内陸地域と中国・四国地方の瀬戸内海地域。
人口の割に極端に少ないと思われるのが長野と京都。
よしお、石垣ダイスキだよ~。
去年は12月に不思議と石垣行ったんだよな・・。
ブーツはいて半そでニット、こわきにGジャンもって行ったら
暑くて暑くてシ又かとオモタよ。
できることならよしおも石垣(特にイリオモテ)に流出したい。
でも暑いのはニガテ。アタヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノフタ 。
竹富島がよかったです。夜の雰囲気とか、すげえいい。
2月に行った時も、昼間は半袖でした。ポカポカだべ。
だけど冬は天気が悪いのが南西諸島の悲しいところ・・・。
ちなみに奄美は晴れる日が極端に少ないです。
気温もかなり下がる。
氷は張らないけど、
一桁まで下がると普段が普段だけに死ぬほど寒いです(強風だし)。
ちなみに現在はなんとか日中も20℃前後まではあるし
夜も気温は高めです(下がって15~16℃)。
1月が怖い。桜咲き始めたら冬本番という逆な世界です。
沖縄は本土の初冬時期(11~12月)、晴れの日もまだ多くて
気持ちいいかも。泳ぐシーズンじゃないけど歩くにはサイコー。
ベストは沖縄、奄美とも4月の若夏(うりずん)と
6月の梅雨明け直後。だが梅雨明け後は紫外線が超危険。
「ミニバブル」。
移住組の増加によって、アパートやマンションの建築が増えて、
土地の値段が適正価格よりもかなり高額でやりとりされているそうです。
本土から比べたら、石垣の土地なんて格安そのもののようで、
通常だと10万くらいの価格の土地が、35万でもいいなんて言う人もいるらしいです。
土地ブローカーのような人まで出てきているらしく、
なんだか悪い方向にまっしぐらと言う感じで心配です。
竹富町にいたっては、多分人口全体の3分の1が移住組という話も
聞きました。
団塊の世代の退職で、移住組はまた増えるのではないかと、いうことも
書いてありましたねえ。
まあ、団塊の世代はあくせく働く必要はないのでしょうが、人口に対する
高齢化の比率がUPするのは確実ですね。
今日はちょびっと肌寒いです。曇ってます。
いつかはじけることがあるのかと思うと複雑な思いがします。
その頃には時既に遅し、というのが一番怖い。
よく分かりませんが、石垣新空港、どうなんでしょうね。
こればかりは八重山の人たちの本音が分からない。
奄美も、20年ちょっと前に海辺に新空港ができたみたいで、
大した問題は(昔も今も)聞こえてこなかったのですが
空港から離れた海はとても澄んでいるところをみると
もし空港が無かったら・・・って考えてしまいます。
人が人としてとして生きていくにはどうしたらいいか。
理想と現実が宙ぶらりんです。
(続く)
Uターンではなく、リタイア世代を含めた移住者によるものなんですよね。
それで、一生住み続けるのならともかく、そんな確証はないし。
高齢化比率は考えていませんでした。でも当然増えるんですよね。
長寿の島、を何か勘違いしている方もいらっしゃるのではないかと
思えてなりません。
どの場所で住むか、一生の最後の場所にするか、
どこがいいかなんて、人それぞれですけれど
究極的には「どこで」じゃなくて
「誰と」生き、「誰に」看取られて死んでいくか
そこが大切なんじゃないか、と
発泡酒飲んだ勢いで書いてみました。
長文レスごめんなさい女神様。
石垣新空港の問題は、私もよくわからないです。
でも白保だと海の問題が、宮良だとお金を投入して整備した農地の問題が...
という、どこに作っても問題は出てくるようで、
まだしばらくはダメじゃないんでしょうか。
それにしても滑走路は短すぎて、はっきり言って恐いです。
こればっかりは外の人間がどうこういったって、そこに住む人たちが
納得、ある程度の妥協をしない限りは無理なんじゃないでしょうか。
Uターン、Iターン、リタイヤ組を含めて、労働場所の確保とか
島ならでの濃密な人間関係や、隣近所との付き合い等々含めて
そう言うことをきちんと受け入れる覚悟がないと、
移住って難しいんじゃないかと思います。
南の島への憧れだけで引っ越してくると、そのギャップに戸惑われるんじゃないでしょうか。
特にIターン、リタイヤ組は、一時の旅行者と移住者に対する感情や態度は、全く違うものだと言っても
差し支えないと思いますので、その辺り覚悟して行かないとね。
私も自省、自戒が足りないです。肝に銘じないと。
やっぱりあの空港、小さすぎでしたか>石垣空港
みんながみんなBEGINの歌のような気持ちかといえば
そんなわけでもないのかもしれないですね。
ナイチャーの偏向した妄想が、問題を見えにくくしているようにも思えます。
何か、気持ち的にゼイタクを求めすぎているんじゃないか、
そんなふうにも感じました。理想派も現実派も。