2006年 09月 03日
通りは晴れ、日曜

1998年9月6日、
9月最初の日曜日。
夏休みも終わり2学期に入った、最初の日曜日でした。
当時私は愛知・尾張旭に住んでいて
隣の瀬戸市にある勤め先まで車で通勤していました。
商売をやっていたので、この日も仕事。
しかも他に社員がいない日だったので
朝の開店から夜10時の閉店まで、店で閉じこもりでした。
しかも金・土が休みだったので、出勤初日になるのです。
日曜日はこれだから嫌なんだよな、って。
朝8時前にアパートを出ると
それはもう、素晴らしい"夏空"が広がっていて
憎かったです。
9月らしく秋らしい色を纏えよ
空気読めこの野郎
そんな
空の色に相応しくない気持ちで、
既に熱気を含んだ車に乗り込み、店へ向かいました。
この年の11月に結婚を控えていて
ゆるくフワフワした
憂き心浮かぶような時間を過ごしていたのですが
一方で店の仕事が今ひとつ面白くなった時期でもあり、
今ひとつ何を考えて暮らしていたのか
良く分かりませんでした。
そうそう思い出す話じゃないですけど
いい天気だった今日という日に
ふと、そんな記憶が蘇ったわけであります。
(近所にて)
極めて記憶に新しい分、
頭の中で地図が描けたり町の音が残っていたりと、
身近な懐かしさがどんどん浮かび上がる、
そんな感じなのでしょうか。とても分かる気がして。