2006年 07月 06日
北朝鮮のミサイルの件、
でも
たとえばテレビを見ると
やっぱりワールドカップの話題とか中田の引退とか
相変わらず他の話題に溢れていて、
事の大きさに比べて
この国が危機感に覆われているようにも思えません。
私達庶民の関心度と制裁の度合いは、正比例しているようにも見えます。
・・・
19世紀末、日本が三国干渉に屈して遼東半島の権益を失った際
国内に「臥薪嘗胆」という総意が形成され、後の日露戦争につながりました。
直接国民の利益につながるとは思えないのに「ロシア討つべし」で一致だったわけです。
それに比べて日本海にミサイルが打ち込まれたのに、何なんでしょうこの雰囲気は。
私自身も、確かに普段よりは今回の話題に注目してはいますが
正直、「ふーん」程度です。危機感は?っていうと、あんまり。
ねむいし。
戦争とか平和とか、もしかしたら他所事として定着しているような、この国。
「平和を守る」という言葉にも違和感があるように思えてきます。
それよりも守らなければならないものがある、「個人主義の時代」でしょうか。