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OuiOui

藤原正彦「国家の品格」を読んでみました。

国家の品格
藤原 正彦 / 新潮社
ISBN : 4106101416




「すべての日本人に誇りと自信を与える画期的日本論」なんだそうです。
余計なお世話だバーカと思いつつもとりあえず読了。

美とか情緒とか武士道とか
もう、こそばゆい言葉の間に隠れて
「大東亜戦争」
おお出たぞって感じで(本文中での指摘は特になし。念のため)。

藤原大先生に対して恐れ多くも異論反論などあるわけもなく
敢えて好き嫌いの判断で言えば大嫌いな内容でしたが
「日本や日本人って本当は、本当に素敵なんだお!」っていう
熱い主張は、まあ伝わりました。

問題は、これを読んだ我々愚民はどうしろと。あ、自己満足して終わりか。
だからオレオレ論ってのはタチが悪い。

あと藤原大先生、
武士道や美を声高に申されるのなら
変な「無理やりヅラ隠し」を諦めたほうがよろしいのでは・・・と余計な心配もしつつ。
先週号のAERAにもデカデカと露出していました。萎える。


誰か読みませんかこれ。
Commented by OuiOui1974 at 2006-05-15 00:08
1982年に起きたイギリスとアルゼンチンとの「フォークランド戦争」について
ウィキペディアを読んでいて思ったことがあります。

本当に国家としての威信を取り戻すのなら
たとえば竹島問題について
平和的解決などと甘い選択は捨てる覚悟は必要ではないか、
国民もそれなりの危機意識を持たなければならない、など、思いました。
世界史を遡っても、国家は戦闘行為の集合体なのです。
戦うことを放棄したものを国家と呼んではならない、と。
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by OuiOui1974 | 2006-04-26 18:04 | ワタクシ的できごと | Comments(1)

常に出来心

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