コロナが第五類感染症に移行して初の週末、4年ぶりに名古屋に行きました。
今の住処から多少離れている(高速バスで2時間弱)とはいえ、こんな長い期間、名古屋に行かなかったのは初めてのことです。今回いろんなことが「久しぶり」だなあと感じました。
カプセルホテルに併設された24時間サウナに行きました。ロウリュやアウフグース。以前とやり方が変わっていて我慢するタイミングを勘違いしました。空前のサウナブーム!と言われて久しいですが、確かに以前と比べサウナスペースの利用客が増えていて、ロウリュの時間などはギッシリでした(コロナ禍真っ只中なら地獄絵図にも見えるぐらい)。
昔は昼間なんかオッサンばかりだったのに、僕よりも年上(に見える人)はまばらでした。まあ、自分が老けた、ジジイになっただけだという見方もあるが。
ロウリュのあとの多幸感、いわゆる「ととのう」っぽい現象はあったような気がします。単に目が回るだけのを勘違いするところもあるので(これは健康に悪影響なだけ)、やり過ぎはよくないと思いました。
24時間サウナだと、午前3時過ぎに起きてサウナに入り、また寝て・・・なんてこともできます。非日常体験(上の写真も確か午前3時半くらいに撮った、誰もいない宿泊者向けレストルーム)。
あと、美術館にも行きました。飯田にもちっちぇえのがあるけど、都市圏のとは展覧作品の質量が全然違います。
僕が見たのは愛知県美術館、「近代日本の視覚開化 明治」という企画。他の媒体で見たことのある絵画(いわゆる名画)がいくつかあって、実物を見ると油絵の具の質感が分かって「ああリアルだなあ」などと感心しきり。明治初期、150年くらい前の絵画も彩色豊かに描かれていました。
今回たまたまなのか分かりませんが、展示品の撮影がOKでした(一部禁止あり)。静かに観覧するところであんまりスマホの音を響かせるのもどうかと思いながらも僕もいくつか撮影させてもらいました。
県美術館のある愛知芸術文化センターは、コンサートホールも併設されています。芸術劇場では名古屋フィルの定演、井上道義さん指揮。僕は咳とかくしゃみしちゃうからクラシックは駄目かも・・・もう一つの大ホールでは「ラブライブ!虹ケ咲学園スクールアイドル同好会(以下省略)」。何も言うまい。
街を行き交う人は、屋外ではマスクを外している人が付けている人よりも多かったです。地下鉄でもノーマスクの人をちらほら見かけました。東山線は割と混雑していたのに、大胆ではあるなあと思いました。
その他にも初めて見るもの、久々だけど見慣れないものが多々あって、いつも閑散とした街並みの中にいるだけに戸惑うばかりでした。
大きな町に行くこと自体が久しぶりで、その中でも名古屋は近い方なのでこれからも遊びに行くだろうとは思います。ただ、僕がもう五十路直前で色んなところを歩き回る体力が無くなっているのも実感したので、以前のように無計画に歩くのはちょっときついかもしれません。色んな意味で、年月の経過を感じました。