2023年 01月 19日
死んだ迷いクジラに愛称をつけるような世の中を生きる
正月が過ぎましたが
初詣と称して神社で御札を買い神棚に飾り
翌年お焚き上げする一連の流れ、
あれを無機質な言い方に換えれば
「宗教施設で木を買い家で1年放置した後、燃やして処分するパターン」なわけで
参拝って共同幻想じゃないのか?と思わなくもないです。
なのに僕は毎年、参拝に行ってます。しかも複数。
神仏は何もしてくれない(と思ってる)のに
なんで寺社にお参りして寄附金(お賽銭)まで上げるのか・・・
鈴を鳴らして柏手を打って拝む行為、あれは
僕らの決意表明の場なのかもしれません、「今年は○○をやるぞ」みたいな。
最後付け加えるように「いるか分からんが神様みててくれ」などと空想する。
「決意の表れ」として賽銭を投げ、「記念グッズ」として御札を買う
(やっぱり擦れた考えかもしれない)。
変に人に主張しなければ
そのぐらいの温度でいいんじゃないかなと思います。
昨年はアニミズムの本を読んだこともあって
信仰について考えることが時々ありました。
信仰というと、どうしても胡散臭い面を否定できませんが
学問(宗教学・民俗学など)として読み解くことには
少し興味はあります。
却って変に信仰に嵌っていない立場
(しかも霊魂の存在など無いっ!と思ってる)から
宗教や信仰を俯瞰し知ることは有用なのかもしれないな、と。
これを読みました。また読後感想を書けたら。
by OuiOui1974
| 2023-01-19 18:21
| 日々の出来事
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