2022年を振り返る（１）世間

　2022年（令和4年）の1年間を振り返ろうと思います。まずは時事から。

　海外は「ロシアのウクライナ侵攻」に尽きると思います。平穏が脅かされることへの動揺っていうのかな、ここまでやるかよ、という気持ちになります。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で中川大志扮する畠山重忠が無理くり北条方と戦う羽目になった時「戦など誰がしたいと思うか！！」とブチ切れていましたが、ほんとそれだよなって思います。

　コロナ蔓延下でパーティーやったために辞任した英国ジョンソン首相のかわりに、トラス外相(当時)が首相に選ばれた・・・のに、45日の短命内閣でした。日本の東久邇宮内閣（54日）よりも短い。トラスもっと見ていたかったな・・・よこしまな理由で・・・。

　その英国で、エリザベス女王が亡くなりました。僕の生まれる前から女王だった人でした。

　国内。7月の安部元首相銃撃事件がありました。選挙期間中でしたね。統一教会の問題も明るみになってきて、あの犯人が義士扱いになっている面もありますが、こんなことが起きるような国だったのかとショックを受けました。力づくで相手を倒すのは、戦前の事件の様と何も変わっていません。

　ウクライナ事情や円安もあって、物価上昇がとまりません。コンビニでカップ麺買うと240円ぐらいしたはずです。そんな高級食でいいのかよ・・・ただ、海外ではそれ以上のインフレが起きているらしく、アメリカではビッグマックが900円近くするんだとか。だから我慢するとか無茶ですが。

　沖縄が日本復帰から50周年を迎えました。奄美大島が2003年に50周年を迎えた際、沖縄はまだまだ50年には遠いなあと思っていたのも、あっという間でした。

　その沖縄日本復帰に合わせてNHK朝ドラ「ちむどんどん」が放映されました。何がすごいって、何もかもが。途中離脱したのであまり言いません（というか、途中までよく観たなと思う）。「まれ」「半分青い」も相当アレだと思いましたが、あっちは全部観たんです。今後「ちむどんどん」を超える作品が出るかどうか、注目はしたいと思います。

　スポーツの世界では北京五輪・パラ、（今もやってる）サッカーW杯などありました。そこそこ見た。

　相撲で御嶽海が3度目の優勝を果たし大関になり関脇すら陥落、というジェットコースターを演じています。もう世の中の意見に流されず、長く相撲人生を続けることを第一にしてもらいたいものです(下手すると相撲辞めるとか言い出しそう)。

　プロ野球ではロッテの佐々木が完全試合、ヤクルトの村上が56本塁打と、若い選手の活躍が光りました。10年後も活躍していることを願いたい。個人的には国内で見ていたいものですが・・・アメリカはお金出すしなあ。

　その他、知床観光船沈没事故、桜島の爆発的噴火、西九州新幹線開業、大谷が2桁勝利・2桁本塁打達成・・・などもありました。石原慎太郎も上島竜ちゃんも円楽師匠もアントニオ猪木も仲本工事も旅立ちました。

　毎年なにか大きなことがあり、「今年ほど色々あった年はなかった」と思うのですが、2022年も例外なく色々あった年でした。来年はどうなることでしょう、か。