ビッグコミックオリジナル(以下オリジナル)を買って読んでいた時期がありました。
今も行ってる病院の待合にあって、読んでいるうちに続きが気になって・・・という流れです。
子供の頃からマンガ雑誌を「買って読む」ことは皆無でした。
ジャンプですら何が載っているか知らなかった(テレビ放映されていた作品ぐらいか)。
親戚ん家で単行本を読む程度でした。
本屋に就職、コミック本の担当になって逆に詳しくなった時期もありましたが
やはり大人になってもしばらくマンガ雑誌は読みませんでした。
オリジナルは明らかに「いい年こいた大人のための漫画」が殆どで
勇者たちとの冒険とか甲子園を目指すとか
ヤンキーが女のために爆走するとかの話はありません。
ちょっと小難しいテーマや抑揚のないストーリー展開が目立ちます。
お色気ネタも多少あります(使えるほどではない)。
浜ちゃんスーさんの関係が気持ち悪い「釣りバカ日誌」とか
ジジババの情けない失敗話ばかり出てくる「黄昏流星群」も
オリジナルに載っていました(今も連載?)。
雑誌購読時はどちらも読んでたな・・・
釣りバカ日誌はものすごく中途半端な企業物語で
ちっとも面白くないのに(ギャグとかひどい)、
変な中毒性があったのでしょう。
「三丁目の夕日」もオリジナル。
あれを読んでる20代女性は貴重です。いないと思うけど。
収録作の中には
全く読まないものや、読んでいるうち段々興味が無くなるものもあって
「次が気になる作品」が殆どなくなった時点で購読を止めました。
単行本で「前科者」と「昭和天皇物語」は続けて読んでいます
(「善人長屋」も あれは連載が終了しているはず)。
どっちにしろ枯れてる。
まあ、オリジナルの雰囲気は嫌いではないです。
モーニングとかヤンジャンとかスピリッツよりもオリジナルかなぁ、今は。
それかレディコミでも読んで新たな性を悟るか。
昔コミックアムールというきっつい雑誌があってだな・・・。