最近読んでいる本で
著者が「(別の方が書いた)この本をぜひ買って5回~10回は読んでくれ」
という一文がありました。
探してみたら、高いんですよ、2,700円近くする。ちょっと失敗したくないなwと。
図書館のオンライン在庫検索で見つかったので週末に借りてみます。
そして内容がよければ、高くても買うかも。過去にそういうことは、ありました。
今回は高いのでいきなり買うことはしませんが
他の方から(知ってる人でも知らん人でも)本を薦められるのは、割と好きです。
もしかしたらつまんないかもしれない、自分には合わないかもしれない、
それは薦めてくれたのにごめんちゃいねと思うほかないんだけど
その人がどういう思いで本を薦めるのかを考えると、ちょっと面白いなと。
温かみが伝わってくるかのよう。
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それと
「喉から手が出るほどほしい」本がある、なんていう話を
児童小説などで読んだ覚えがあります。
福沢諭吉の伝記に
諭吉の親父さんが、本屋の旦那から
(以前から親父がほしかった)中国の本が入荷したことを知らされて
自分の刀を質入れしてその本を手に入れた、
(その本の名前が「上諭条例」で、入手した日に生まれた子に諭吉と名付けたとか)
なんていう話があって、ああそんなに本が欲しかったんだねと思いました。
そこまでの思いは、最近は無いけど共感はする。とっても。
いまさら紙の本なんてオワコンだろうと揶揄される向きもありますが
紙に触れてページをめくる愉しみは、なかなか止められんです。