令和元年に行われた参議院議員通常選挙の全国平均投票率(総務省発表)は48.8%でした。つまり、有権者の半分以上が投票を棄権しているという意味で大きくは外れていないはずです。投票に行かない人が多いことを実感します。
ちなみに平成29年の衆議院議員総選挙は53.68%、ちょっと多めですがそれでも半分近くが棄権していることになります。
それを考えると、確かに「もうちょっと投票する人が多くてもいいんじゃないか」と考えはします。
投票に行くべきか否かとは別に、あれだけ報道やインターネット、もちろん実社会でも投票を呼び掛けているのに行かないってのは、なかなか根性座ってるなwと思います。
そういう僕は2004年の参議院選挙を棄権した記憶がありますが、あとの投票は行っています。期日前投票は市役所でしかやらないので却って面倒(混雑とか・・・)で、投票日当日に公民館に行っています。
投票に行くべきかどうかは「行ったほうがいいけどあくまで自分の意志で決めるべき」という思いは今までと変わりません。教育・勤労・納税といったいわゆる三大義務とは分けて考えないと、本当の民主主義の国ではない。
投票に行かない人が行った人を「何マジになっちゃってんの」とか言ってはいけませんが、行った人が行かない人を非難するのにも違和感があります。投票したくなる手段、報道の在り方、なんといっても被選挙人の姿勢ですけれど、そのあたりはどんどん良いものにしていってもらいたいですが、あとは有権者の意志(良心、ではない。行かないのも意思表示だと思うので)に委ねることは変えられないと思っています。
僕は今回の衆議院議員選挙も「多分行くと思う」というスタンスです。ある意味生活かかってるし、日曜朝なんて暇だし。
でもコロナに感染したら行かんよ。そういう熱度。絶対行くとは言わないです。