以前、毎年9月になると心身の調子を崩しやすいと書きましたが、実際に過去どうだったかを辿ってみたところ、季節はあまり関係なかったようで、冬が近い、春になったからうつ病がひどくなるというわけではなく、たとえば無職でも資格の勉強に勤しんでそこそこ充実していた時もありました。
一方で落ちるときはとことん落ちていました。特にこのブログを始める前、2004年の10月~12月も(記録によると)結構きつそうだった。外に出かけて歩いたりするのは苦ではなかったけど、時折身体がずっしりと重く感じました。
あの頃僕は、島に移って最初の仕事を辞め、ハローワークに週1程度通うほかはやることがなく、家でPCやらゲームやらをして過ごしていました。
会社都合の退職(クビ)だったので失業給付は早く貰えていましたが金額は知れたもので、ツマのパート代と合わせても生活を続けるにはかなり苦しかったです。なのにやることのない僕は焼酎を買っては心療内科で処方された向精神薬と一緒に飲んで意識を飛ばしていました。あれは危ないです、無意識に飯を食い始めたり良く分からない文章を書いたり・・・。
時間があると、昼夜関係なくインターネットに依存します。今でいうSNS的な場所、当時はミクシィのようなメジャーなものから【掲示板的コトバ宇宙「-宙」】などという意味不明なもの、そういうサイトに行くと、かつてのチャット(メッセンジャー)と同じく、ネットの向こう側の人でも頻繁に遭遇する方が必ずいます。
そして当時の僕と同じくメンタルにダメージを受けている方と、自然につながります。あくまでも一部の人なのですが、傷のなめ合いというのかな、同じメンヘラだからか、何某か通じるところはあったのです。彼らとコミュニケーションを取ることが何のプラスにならなかったとしても。
当時の僕は「本土での仕事を辞め離島移住してそれでもまた無職になった」というあまりハッピーとはいえない境遇、また南国に暮らすという変なプレミアがあったからか、割とネタに事欠かずお話が出来たと思っています。
ただ、同じ年の夏ごろまでは「奄美大島いいですよ離島生活パラダイス!!」みたいな発信をしていたのが仕事を辞めたとたん「やってられんわこんな閉鎖社会」と、掌を返すようなことを言うようになっていました。本当に頭どうかしてる感じだった。
ネット上で僕自身が発信する言葉は攻撃的で、今思うとなんだか悲しくなります。インターネットの悪い部分を十分に体現していた。
個人ホームページを始めたのが2001年10月、それから20年が経ちます。その頃の話は改めて紹介しますが、大人になってからの自分は常にインターネット空間と共にあって、良くも悪くもいろんな経験をさせてもらいました。分析したわけでは無いけど、ネットと心身の健康状態との相関も大いにあったはずです。
今でこそ普通の暮らしが出来ているかもしれませんが、もともとの自分は社会で生きていくには心許ない、「打たれ弱いくせに攻撃的、無神経な小心者」であることを忘れてはいけないのだと思います。
(こういうふうに短くまとまった文章を書けないあたりも・・・)