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僕のパソコン事始(2)プログラムD.J.

 パソコン事始のつづき、具体的に「プログラムを入力して動かすとは」を書きます。

僕のパソコン事始(2)プログラムD.J._c0057821_18464890.jpg
 実は手元に「プログラムD.J.」(アスキー出版局)という本があります。1984年(昭和59年)発行。
 内容は、
・ラジオ番組に見立ててMSXのBASICプログラムを掲載
・プログラムはゲーム、実用、映像・音楽表現から、全く意味不明な動作をするものまで様々
・プログラムを走らせながら聴くといいBGMを紹介。もう一つのメインな内容
・・・というものです。低機能なMSXをポップに遊んでみる、という感じでしょうか。僕が最初この本を手に入れたのは1986年(昭和61年)だったと思います。持ってたんだよ当時も。手元の本は4年くらい前に古本屋で再度購入。
 
 例えば、この本の一番最初の章は"AM5:00放送開始の番組"、その1本目は「天体観測の夜」。指定の数字を入れると、太陽を中心に複数の惑星がそれぞれのスピードで回転するというプログラムです。
 こうやって書くと凄いのかそうでもないのか分からんだろうが、画面を載せるとこんな感じ。
僕のパソコン事始(2)プログラムD.J._c0057821_18531558.jpg
 ファミコンどころかブロック崩しレベルの画面。


 太陽の周りを惑星がグルグル回っているのを見ながら聴くおすすめのBGMは、 ローリー・アンダーソンの「Oh!スーパーマン」。この曲知ってる人日本でどのぐらいいるんだろう・・・。

 その他
・「ASA」(大きな「朝」という文字が登るだけ:BGM「ラジオ体操第一」)
・「1960」(スピログラフを描ける:BGM「ゴールドベルク変奏曲」)
・「浜辺のアインシュタイン」(画面上に・が波状に動くだけ:BGMはないがフィリップグラスの同名曲が存在)
など。80年代ニューウェーブ(というのがあったのか分からんが)とはこういうものだったのかな。
 そして、先ほどから画像に上げていますが、インターネット上でMSX BASICを体験できるサイト(WEB MSX)があり、それを使用して、この本のプログラムを入力して動かしています。
 
 ここまで書くと馬鹿にしまくっている感じがしますが、なんてったって1980年中期、今から35年以上前の家庭用パソコンでやってるわけです。プログラムを走らせながらレコード(CDは無い)を自分でかける、デジタルなのかアナログなのかさっぱり分からん行為が人間臭くてよろしいのではないかと。
 
 実際のプログラムが動く例を次回紹介したいと思います。


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by OuiOui1974 | 2021-06-14 19:50 | 今までのまとめ・回想録 | Comments(0)

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