2020年 09月 27日
性教育、女性の悩み、それから
「ACROSS THE SKY」で子供の性教育について取り上げられていて
聴いていました。
話題のとおり、学校や家庭などでの性教育、子供にどう理解してもらうか
伝え方に悩む現状を紹介していました。
たとえば家庭では
男の子は父ちゃん、女の子は母ちゃんが教えればよかった、ような認識がありましたが
シングル家庭が増えたり、最近では同性婚(これはちょっと実感ないですが)もあって
異性の親子間で、性の話をどう取り上げるべきか。
一方で学校現場でも、過去にあった「行き過ぎた性教育」への批判もあって
反動で性教育が慎重になりがちになっている
(または教師の能力等に委ねられてしまうなど)とか。
行き過ぎた性教育、というのは確か小泉首相在職時に国会で取り上げられた覚えがあって
僕自身も確かに当時「これはおかしくない?」と思うこともありましたが
あのとき、本質的な検証が為されなかったのでしょう、進歩はありませんでした。
日本は性教育の充実度が他国より遅れているとのこと、
比較にどれだけの意味があるかはさておき
「性教育がおろそかな割にアダルト業界関係が充実してる国」というのは、確かに。
そういうこともあってか
性教育を真面目に考えず、すぐにエロに走る悪癖が、この国を覆っているのでしょうか。
ただ、それでは駄目で、大人も逃げずに子供たちに伝える必要はあります。
特に、男性が月経のことに触れることに何某かのタブー視があって
女の子だけでなく大人の女性の悩みにも
見て見ぬふり(セクハラを避けている?)をしがちです。
そうではなく、女性の(語弊があるかもしれませんが)ハンディを理解し
たとえば生理痛を我慢させるとかのないような雰囲気づくりは
もっと意識しなければなりません。
*
ここまで長くなりましたが
「性」を正しく理解することは
男性は女性、女性は男性を敬い尊ぶとともに
互いの苦労に無意識にならず寄り添うことにつながると思います。
出産後の苦労、「産後うつ」も、時折言葉として聞く他、僕もよく分かっていません。
今日未明、亡くなった方がそうだったかは分かりません。まったく違うかもしれない。
ただ、残された子供たちや家族のことを考えると、本当に居た堪れなくなります。
辛い世の中だよな。
by OuiOui1974
| 2020-09-27 16:18
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