消費税率が10%に引き上げられて40日程度経過しました。
正直言って、酒以外の食品が8%のままで
消費者としてはなんとなく「助かった」感があるのは否めません。
ただ、事業者だったら助かっただけで済むわけがなく
しかもこの軽減税率って時限立法ではなく「止めるまで続ける」らしいので
しばらく複数税率が続くと思うと、本当にうんざりします。
(流通業界に比べればマシだけど、経費管理が面倒なのは違いない)
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ところで僕も勘違いしていましたが
食料品・定期購読の新聞の代金は
軽減税率によって「消費税率が据え置かれた」というのは
厳密には間違いなんだそうです。
消費者からは同じ8%だから、据え置きは据え置きだろうよ、と思うんですが・・・
消費税というのは実は
「消費税」と「地方消費税」というのがあって、
名前の通り地方消費税は地方自治体に流れる消費税のようです。
そして内訳は
標準税率の消費税:(消費税)7.8%(地方消費税)2.2% 計10.0%
軽減税率の消費税:(消費税)6.24%(地方消費税)1.76% 計8.0%
旧・税率の消費税:(消費税)6.3%(地方消費税)1.7% 計8.0%
・・・というふうです。
だから、旧税率と軽減税率は、合計は8%ですが内訳が違っていて
据え置いたというわけでは、ないとのことです。
まあこれは研修で聞いたことをそのまま書いているだけですし
法人の確定申告以外はまったく関係ない話ではありますが・・・
覚え書きという意味でも書き残しておきました。