金ピカ先生よ永遠なれ！

予備校教師だった佐藤忠志さんが先日亡くなりました。通名「金ピカ先生」。

今から10年前、鹿児島県の種子島にある西之表市で市長選挙が行われ

その開票結果を見て、この金ピカ先生を知りました。

何の所縁もない西之表市で市長選に立候補、

しかも「金ピカ先生」の名前で出馬、

結果は現職に大差で敗北しましたが

それでも現職が8,674票に対して金ピカは2,787票、健闘じゃないか。

その時、僕がブログのほか、ミクシィか何かでこの話題に触れたところ

金ピカ先生本人が見たのでしょう、

「どうぞよろしく」みたいなメッセージをいただいた覚えがあります。

返事はしなかったけど。こわかったんだ。

予備校というか受験業界では有名な先生だったらしく

ヤクザみたいな風貌で英語を教えていて（そういうの東進ハイスクールにいそう）

時事英語教育の先駆けだったんだとか。仕事はちゃんとしてたのかも。

高級車を揃えるなどすごい道楽なことをしていたはずなのに

最後は生活保護を頼り、人知れず亡くなっていたようで

まあ、この人らしい激動なる人生だったのでしょう。

鹿児島の南日本新聞の号外より。

さっきの写真と違って

この記事だけ見ると虚構速報ぽいね・・・。

写真は金ピカ先生じゃなくて当選した候補。惜しい。

昭和の時代ってクシャおじさん、風船おじさん、ロッキー青木など

ずいぶん変わった人がいたなあって思います。

周りの人は大変かもしれませんが、話題性は十分でした。

向こうの世界があったら

そういう人たちがいるってことだね。行きたくもあり行きたくもなし。