2013年 09月 17日
「本は10冊同時に読め!」
書名を見た段階では
お前そんなの無理だろと思いかけたんだけど
例えば、マンガ雑誌(ジャンプとか)だったら
何話か読んでも気にならないのだから
本でも同時に複数読むのは難しくないのかな、と。
一理あると思ったのは、
全く異なるジャンルの本を同時読みすれば「飽きがこない」ということ。
(著者はギャンブル・インドIT産業・料理、の本を同時に読んでいた)
あと、全部読まない、など。
確かに、「これ、面白いのかな・・・」と疑心暗鬼になりながら
最後まで頑張って読んで、やっぱり面白くなかったら時間の無駄を痛感するだろうけど
同時並行でつまみ読みすれば、さほど気にすることもありません。
まあ、ヒントにはなったと思います。
「こんなに本読んでる俺イカス」みたいな文体は、イラッときましたが。

How to本とかエッセイ、レシピ本なんかだったら、それこそ10冊と言わず20冊だっていいと思うんですけどね。
紹介されている本は初めて知りましたが、そもそも本をそこそこ読んでいる人は多分もう自分の読み方のスタイルが確立されているでしょうから、読まない人向けなのでしょうか。
本なんて読めば面白いけど、読まないからと言って生活に何の支障も無いと思いますが、サルと言われても(;・∀・)
セシールとフェリシモのカタログ10冊なら可能。
実はこの著者も
「小説は読まないようにしている。嵌って出られなくなるから」と言っていて
この著書のベース小説は想定されていないようです。
まあ、独善的な発想は否めません。
金髪ピアスしてる連中は本読まないからだとか、
飛躍しすぎてるくだりがあるし。
僕自身は「読書は知るを愉しむ」ものだと思ってるし
もともとから短時間で小分けに読むスタイルだったので
この人のやり方もいいかな・・・とは思います。