2013年 05月 29日
老子道徳経第五十五章「徳を含むことの厚きは、赤子に比す」
そこそこ楽しみに観ていて
ついでに老子のことばを紹介した本を読んでいたのですが
その中で
「ベビーっていうのは骨は細いし筋肉はフニャフニャだよ。
それでいて手を握ったときのあの拳の固さはどうだ!
男と女の交わりなど知らんくせに、もうオチンポはしっかり立つ!
ベビーには真の精気(エナジー)が満ちているからだよ。」
(加島祥造「ほっとする老子のことば」二玄社)
というのがありました。
いや意訳にもほどがあるだろう、オチンポとか嘘だろう、と
原文を探してみたのですが
「未知牝牡之合而全作、精之至也」
=未(いま)だ牝牡(ひんぼ)の合(ごう)を知らずして而も全(さい)の作(た)つは、精の至りなり
確かに、そういうことが書いてありました。
そうか、赤ん坊でもエレクチオンするのか。

まあ赤ちゃんってノーガードで笑って泣いて、ある意味無敵ですわね。
見習うところは、あるかもしれない。