やきものは ながいき

会社で使っているマグカップは家から持ってきたのを使っています。
確か10年以上前にガソリンスタンドの景品でもらったもの。

家にある食器類、いつから使用しているか記憶はあいまいですが
そんなにコロコロ変えてはいません。ご飯茶碗は2年前に買ったかな。

思ったのは、結構陶磁器って長持ちするんだな、と。
比較しにくいかもしれませんが
例えば、衣類は2年も着ればへたってくるし
木や金属はキズも目立ってくるしサビも出る。
家電は複雑でないものなら（扇風機とか）10年以上いけたりしますが
最近の精密なものは、5年も経てば大体バテてしまう。

まあ3年そこらでいきなり割れる皿とかは嫌ですけど
骨董品のように飾るわけでもなく、毎日普通におかずをのせて洗ってても
だんだん使い勝手が悪くなるようなことは、あまりないんじゃないかなあ。
家庭内のトラブルで皿がヒュンヒュン舞うようなケースは別ですが。
今更ながら、陶磁器ってよく出来てるよなあ、と感心します。


実家のある岐阜県ドキ市は陶磁器の生産が盛んでしたが
あの辺にいたころは、陶磁器なんてどっちでもいいわと思ってました。
見てても面白くない。郷土の産業にあまり誇りを持てませんでした。
今でも陶磁器には感覚が鈍いままで、何も変わっていませんが
ただ、マグカップや茶碗などを見て「へえ」って思ったので
ちょっと書いてみました。



これが2年前にドキ市の道の駅「どんぶり会館」で買った美濃焼茶碗。
長く使えたらいいなあ。