2011年 01月 12日
タバコ
皆さんの周りでは喫煙される方はどれだけ減ったのでしょうか。
僕はタバコの煙は好きではないですが
嫌煙というほどではなくて
そもそもどの職場や集まりでもタバコを吸う人が結構いたし
馴らされた感もあります。
喫茶店や酒場に交じる煙の匂いは、あったほうがいいぐらいに思っているし。
しかし、値上げ後、禁煙する人が増えてきて
逆にタバコを吸う人が目立つようになると
タバコを吸う人、タバコを買う人を見るたび
「あいつまだ吸ってんのかよ」と、
僅かとはいえ悪意を含んだモノの見方をするようになったことに
気づきました。
別にポイ捨てしているわけじゃない
「喫煙マナー」から逸脱してもいない
だけど
「こんなご時世に」に続いて、ネガティブな気持ちばかり浮かんでくる。
それって結構怖い事なのかもしれない。
「タバコが悪い」のではなくて
世の中の流れに背いている、という視点でしか見ていない。
むしろ飲酒の方が想定される害悪は多いはずなのに
真正面から規制する動きはない、
僕自身も酒を飲むからということもあるけれど
周りの意識も相まって、悪いことをしているなんて思えない。
何故
酒はセーフでタバコはアウト、という流れに感染してしまったんだろう。
こんなふうに、社会の流れに洗脳されるのは、嫌です。
「環境について真剣に考えよう!」とか言い出すような雰囲気には
塗れたくないんだけどな。エコエコアザラク、エコエコザメラク。

私の周りでもやめた人結構いますが、やめてない人もやっぱりいます。
私は自分が台所で野菜炒めを作っているときに、ベランダで夫が吸うタバコの煙が混じったにおいがとっても好きだったので、それが無くなったのがちょっと残念(笑)
なんか居酒屋の楽しい匂いになるんですよー、野菜いためとタバコの匂いで。
お酒はねー、飲酒運転とか無くならないのをみると、タバコよりもこっちの方が深刻なのではないかと思います。
そして、お酒を飲むと手が出ちゃう人とか。
嗜好品なのだから、責任がとれるならタバコも酒も本人の自由でいいと思うのです。
周りに迷惑さえかけなけりゃ。
ツマに
「タバコだって副流煙とか、加害の度合いは強い。
酒よりもはるかにマシ、ということにはならない」(日本語訳:くまぞお)
と諭されました。
ちょっと喫煙者に同情しすぎた部分はあったかな、と反省しています。
でも、タバコの吸いすぎで暴れる人とかいないし
(ニコチン切れでイライラするのはいるだろうけれど)
酒はその点、みんなが寛容すぎな気もします。
どちらにしても
大麻や覚せい剤のような絶対悪というほどではないし、
適度な距離感の上でなら
そんなに縛らなくてもいいんじゃないかな、と思います。
「みんながダメって言うから、ダメでしょう」ってのは
ちょっと強引な気がします。