2010年 08月 11日
夏の作文#1
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「仕事について」
久しぶりに僕の仕事稼業が続いています。3年目に入っていますが、正直僕自身が驚いています。何せ今までが
(1)11ヶ月(2)4ヶ月(3)9ヶ月(4)6ヶ月(5)2週間
・・・と、バイトよりもひどい職歴なわけです。この間には就職活動や職業訓練の期間も入るので、あわせて5年ぐらい与太郎の様な生活をしていました。奄美に住んでいなければここまで根無し草にはならなかったとは思うのですが、まあそれも人生なのだと思います。反省はしているけど後悔はしてない。おお言い切った。
ここでも何度も触れていますが、僕の仕事は土建屋の経理担当で、事務作業が中心です。それこそ奄美の離島暮らししている30歳前半のうちに簿記を学んで、それが今頃になって使えるようになってきました。勉強したての頃はすぐ実務に活かせるものではなくて悩んだものですが、今は「やっててよかった」と思います。特に建設業簿記。受験した頃は「無駄に金使って無駄すぎる」と文句ばっかり言ってました。
仕事の内容としては経理的な「いかにも」な作業から文具の購入までやっています。たまに違うこともやりますが(入札とか)パターン化された仕事が中心なので、だいぶ手が慣れてくれました。
帳面の記入が日課です。万年筆で手書き記帳という、原始的なやり方。先日訪問先で「パソコンで記帳しないとヤバいよ」と言われてショックを受けました。入社したての頃は手書き死ねとか思っていたのに、慣れてしまうと駄目ですね。僕も昭和の男なのでしょう。
事務所にいますが、対面接客というのは多くありません。電話も少なめで、業者と一般顧客が半々ぐらいでしょうか。1時間に1~2本電話があるぐらいです。小売にはもう戻れません。
基本的に極めて楽な仕事です。毎日金の心配をしないといけないので気苦労はありますが、仕事に追われる状況にはなりにくいです。責任の多い仕事のわりに「お前はサボってばかりいる」と揶揄されますが、確かに言われている以上に仕事をしていません。
田舎の狭い業種ゆえ、学ぶことはそれほどなくて、先述のとおりお世辞にも苦労しているとは言えないので、ただの世間知らずになっているような気がします。たまに都会の街に出て、忙しそうに移動しているビジネスマン連を見かけると、本当はああいう風に働きたかったなあ、なんて思ったりするのです。まあ、そんなことを思うことこそが世間知らずの表れかもしれませんが・・・。
今の仕事自体は、少なくとも現在の僕には合っていると思っています。20代の頃の自分では考えられなかった。いろんなことの積み重ねの結果が、こういう仕事をさせているんだなって。
この仕事がいつまで続くのか、まったく見当はつかないですが、きっと今月までは大丈夫な気がします。そういうことだけ相変わらず後ろ向き。1週間を無事過ごせた週末を迎えるたびに、少しだけ幸せを感じます。
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さて、次は何を書こうか。