2009年 09月 23日
庄野潤三さんありがとう
作家の庄野潤三氏が亡くなったというニュースを聞きました。
通ってた学校の図書館に
ふだん書店ではみかけない
講談社文芸文庫が並んでいて
ちょっとマイナーな作品が多かったのですが
装丁がよかったので(本も外身を気にするタチだった)、
けっこう好んで借りていました。
井伏鱒二とか。坂口安吾の桜の森~もあった。
その中に庄野潤三の「夕べの雲」があって、
行き帰りの電車で(特に帰り・・・が多かったかな)よく読んでました。
月並みですが、ほのぼのとさせられる、古きよき家庭の話でした。
ああいうお父ちゃんになりたいなあ、
あんな家庭だったらいいなあ、なんて思ったこともありました。
自分用に欲しいな、などと思った挙句、一度購入して
どこにやってしまったのか、また手元から離れてしまっていて
今年になって、さらにもう一度手に入れました。
上のお姉ちゃんが修学旅行に行っている時の話など、今でも読み返したりしています。
僕がこれから年老いて生きていくとしても
これからも「夕べの雲」の世界に戻れたら、なんて
思いました。
いつも変わらぬ丘の上の一家に会いに。
庄野さんありがとうございました。
通ってた学校の図書館に
ふだん書店ではみかけない
講談社文芸文庫が並んでいて
ちょっとマイナーな作品が多かったのですが
装丁がよかったので(本も外身を気にするタチだった)、
けっこう好んで借りていました。
井伏鱒二とか。坂口安吾の桜の森~もあった。
その中に庄野潤三の「夕べの雲」があって、
行き帰りの電車で(特に帰り・・・が多かったかな)よく読んでました。
月並みですが、ほのぼのとさせられる、古きよき家庭の話でした。
ああいうお父ちゃんになりたいなあ、
あんな家庭だったらいいなあ、なんて思ったこともありました。
自分用に欲しいな、などと思った挙句、一度購入して
どこにやってしまったのか、また手元から離れてしまっていて
今年になって、さらにもう一度手に入れました。
上のお姉ちゃんが修学旅行に行っている時の話など、今でも読み返したりしています。
僕がこれから年老いて生きていくとしても
これからも「夕べの雲」の世界に戻れたら、なんて
思いました。
いつも変わらぬ丘の上の一家に会いに。
庄野さんありがとうございました。
by OuiOui1974
| 2009-09-23 20:35
| 写真と話す
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