2009年 03月 27日
拝啓 旅立った僕から君へ
露天風呂では、雪が舞っていました。
春とはいえ、まだまだ寒いです。
サウナの部屋に入ると、
そこにはテレビがあるのですが
NHKの
『拝啓 旅立つ君へ~アンジェラ・アキと2000通の手紙』という番組が流れていました。
サウナが暑くて、断片しか覚えていませんが
悩める中学生たちがまるでポエムを詠むかのように
悶々と思いを打ち明けていました。
あと、あの「手紙」という歌は、いいですね。
アンジェラ・アキは
あの変な訛りと胡散臭いメガネときったない格好を除けば、なんとか・・・。
*

「未来の自分に手紙を書いてみよう」
今、僕がこれをやっても
たとえば50歳の自分に書くことなんかきっと現実的なことしか無いと思います。
酒は控えめにしろよとか借金はするなとか。
そこで、過去の自分に手紙を書くことにします。
それに何が意味があるか、分かりませんが、真剣に書いてみます。
「拝啓 15歳の君へ」
元気ですか。コンロに頭をあてて熱を上げて休もうとしていませんか。
どうしたら女の子にモテルのか、きっと毎日そのことばっかり思い悩んでいることでしょう。
そして、将来僕は本当に彼女ができるのか、そして結婚できるのか、周りの同級生には自信ありげに「高校生んなったら彼女作る」なんて言ってても、とっても不安なんだろうと思います。思うというより図星でしょう。
そんな15歳の君よ。大丈夫、望みどおり、彼女もできるし、結婚もできます。ただし、いつになるのか、誰と結ばれるのか、それは教えられません。そもそも女じゃないかもしれないし、人間じゃないかもしれません。後者はとても重要なポイントだから心したほうがいいと思います。
それよりも、モテルための努力ばかりしないでください。4000円も使って「彼女ができるカセットテープ」を通信販売で買うのはよしたほうがいいと思います。
たくさんの本を読んで、友達や同級生に優しくして、部活動にもっとのめり込んでほしいです。それだけやっていれば、勉強ができなくてもいいと思います。
あと、セシールの新聞広告はハサミで切ってコンパクトにして、スケッチブックかなんかに貼っておけばいろいろ重宝します。友達との情報ネットワークも重要です。みんなそれぞれネタを持っていることに早く気づいて、自分から切り出してください。アカギレができるまでやり過ぎないよう注意です。
喧嘩を怖がらず血を恐れず、嫌なやつには毅然として立ち向かってほしいです(卑怯な手も全然オッケー)。度胸は、作ろうと思えばできるものです。自分を卑しめず、正々堂々と道の真ん中を歩いてください。
15歳の君、いつか何処かで出会うことがあるのならば、澱みない「将来の夢」を、もう一度僕に聞かせてください。
誰にも言わなかった、本当の夢を。
思うけど、今のほうが頭ん中が子供っぽい気がするなあ。
昔の俺様は変に大人じみてた、嫌な奴だった。
あの頃の自分、今も頑張ってるかなあ。
彼女を作ることをそんなに悩んでいたなんて。
でも大丈夫です。結婚できますよ。ステキな方と巡り合えますよ。
あと、「奄美」「諏訪」という単語がでてきたら、
少しだけ気にしておいた方が楽しいかもよ!
なんちゃって~。
15歳のouiさんがカメラを持っていたらどんな写真を撮っているでしょうか?
見て見たいな♪
私もアンジェラさんのこの曲聴いて最近しんみりしてます。
あの頃の自分よりも今の自分の方が臆病になっている気がします。
でも自分を信じることを大切にすること。
コレってけっこう大事なんだなって最近改めて感じます!
私も手紙書いてみよ~っと!
よん様にとっては
15の春なんてまだまだ近しい時間なんだろうから
あの頃の思いとか、
割とはっきり思い出せたりしたりするのでしょうね。
15歳の僕は、奄美大島っていう場所はきっと知らなかったし
諏訪も、長野のどこなのかも分からなかったかもしれません。
縁とは不思議なものですね。
カメラかあ。
その楽しみを知ったのも二十歳を過ぎてからだったけど
もし、子供だった頃からやっていたら
やっぱり小さなカメラで、
脈絡無く写真に切り取るんだろうなと思います。
ナルシストっぽい感じになってるかも・・・思春期に怖いものなし、で。