2013年 05月 20日
電話にでんわ(とっても長い)
長いのでスクロールで確認されてから読まれると吉です。
*
今から15年くらい前、確か転勤で引っ越したばかりの頃だったと思います。
当時うちには黒い固定電話機がありました。
留守番電話はマイクロカセットを使用するタイプでした。
仕事から帰ってきたある晩、
留守番電話のランプが点滅していたことに気づき再生してみました。
女性の声ですが名前も聞いたことがなく、
同窓会の連絡だったようですがどうも間違い電話でした。
同級生の誰某が来るから、などに続いて、番号を伝言し「連絡ください」とのこと。
あーこれは間違いだわーと思いましたが、
「(掛け間違いに)気づくだろう」と判断して放置することにしました。
今思えば留守番電話ですし、
現在と違い携帯やナンバー表示のある電話機で掛けたと言い切れないので
掛けた番号の確認のしようがないかもしれない。
そうすると
本人は間違えたことに気づかなかったのでしょう、
1週間近く経ってまた電話がありました。
「この前連絡したのに返事がない。どうなってますか連絡ください」
あーこの人怒っとるわーどうしよう、
さすがに連絡して
「なんか相手間違えてると思うんですけど」と言うべきだ
・・・と思ったんですが、
実はその連絡をした覚えがありません。多分、指摘の電話はしなかったと思います。
今思うに
連絡が来るはずの相手がすごい同窓会を楽しみにしてる人だったら
何て罪深いことをしてしまったんだろうと。
(そうでもなかったら僕は天使なのかもしれませんが)
あと、間違い電話をしてきた方はちょっと面倒そうな人なので
あんまり罪悪感なかったですが、それでも一言教えてあげるべきだったと
反省しきり、です。
留守番電話に入った間違い電話は、携帯でもありました。
仕事絡みの連絡でしたが、やっぱりこちらから指摘の電話はしませんでした。
携帯は「間違えたお前が悪い」みたいな割り切りをしていたので
あまり気にしませんでしたが、
「ああ あの後言った言わないで揉めたのかなあ」と他人事のように思う自分は、
ちょっといけないな、とやはり反省。
*
別に最近
間違い電話があったとか勘違いが発生したとか
そういうわけでもなく、突如思い出したので書いてみました。