2011年 03月 15日
退院報告
半月ぐらい入るものと思っていた入院生活も
1週間で済みました。
今回のは
「縦隔腫瘍」という疾患でした。
その腫瘍を除去する手術を受けたのですが
それこそ「肋骨を取り外して切除する」というえらい目に遭う予定が
穴あけて内視鏡で引っ張り出す、という
最小限の施術で済みました。
ただ、術後はかなり身体には負担もかかって、
膀胱にカテーテルを差された時などは
呪いにかかったかのように悲鳴を上げました。
もちろん、患部も麻酔が切れたあとは辛かった。
麻酔はすごいですね、本当に十数秒で意識が無くなりました。
最初4本ぐらい入っていた針(点滴等)も、
日を追うごとに少なくなり、どんどん楽になっていきました。
今現在も、まだ痛みはありますが、なんとか過ごせています。
手術直後、最初に食べた朝食(2日ぶり)が
非常に美味しく感じました。
オニギリとうずら、りんごゼリーに牛乳。
その時も強い痛みと闘っていたのに、全部食べました。
気力は食欲となり、食欲は気力となる。今思いついた。
後半3日ぐらいは、読書(久々に長編を読んだ)、ケータイ、
それからテレビを観て過ごしました。
テレビは、辛くて、つけたり消したり。
*
手術の翌日、一般病室に移ってグッタリしているところに
ベッドが長揺れして、今回の地震に気がつきました。
僕が手術を終えてこれから回復、という時に
こんなことがあって、今でも、今でも、信じられません。
テレビや新聞では見聞きしていたものの、
家に帰り、日常に戻ると、その痛々しさが、また伝わってきました。
*
今回
同じ外科・消化器外科系のフロアには
同世代が見当たらず、殆どが中高年の方ばかりでした。
なんだか今思うと恥ずかしい感じですが
30代のうちにこういう体験をしたことは
貴重だったんだ、と思うようにしています。
また、いつか入院するかもしれないけど
なあに、前も入ったんだし臆することないさ、と。
一方で
これから先、健康には本当に気をつけたい、とも思いました。
少なくとも
今は、生きることが務め。
みんなと目一杯、生きていきます。
今回は、ありがとうございました。感謝。
震災等が本州であったので心配してました。
今後もまた写真ブログを楽しみにしていますおっおっおっ♪⊂(`・ω・´)⊃
奄美も一時期津波警報が出てたようですが
こちらで見聞きする範囲では
大きな被害もなさそうで安心しました。
昨日の静岡周辺の地震は少し揺れましたが、大丈夫でした。
これから来るといわれている「東海地震」は、
覚悟を決めておかねばと思いました。
生きていきましょう。
出来るだけ前向きに、出来るだけ幸せに。
いろいろ起こりうる困難にも出来るだけ精一杯。
ご退院おめでとうございます。
大切なお友達であるくまぞおさんが、
無事に生きていることに、私も感謝です。
温かいメッセージ、ありがとうございます。
「生きるのが窮屈」などと思っていた自身も
今、生きていられることの尊さに
多少なりとも気づかされて
今は、ゆっくりでも進んでいこうという思いがします。